機能性ED(勃起不全)
ED(勃起不全)のもう一つの原因、「機能性ED」についてみていきましょう。
機能性EDはさらに2種類に分かれています。
それは「症状性ED」と「心因性ED」です。
症状性EDは、内科的・精神的に具体的な病気である場合です。
心因性EDは、特別な身体疾患、精神疾患のない普通の男性に心理的要因から起こるEDです。
症状性EDとは、簡単に要約すると、
a) 高血圧・肝臓疾患などの内科的な要因
b) 精神分裂症のような精神病による要因
c) 薬物乱用等による要因
により勃起障害が起こるというものです。
少し具体的にあげてみます。
a) は高血圧・心臓疾患・肝臓疾患・腎臓疾患・発熱など
b) は精神分裂症・躁うつ病・妄想性障害など
c) は薬物中毒・薬物依存症・アルコール依存症など
等によるED(勃起不全)といえます。
心因性EDとは、簡単に要約すると、
「基本的には体に異常はないが、仕事上のストレスなど、精神的な原因により勃起しにくくなってしまう」
というものです。
具体的には
- 過去のセックスの失敗による不安
- 仕事で大きなミスをした時の不安定な精神状態
- ペニスのサイズや早漏に関するコンプレックス
- 慢性疲労による軽度のうつ
- 女性からの暴言による自信喪失
- 過去に何らかのトラウマを抱えている
などの理由が精神的な原因にあたります。
何故、心因性EDが起こるのでしょう?
勃起が起こるには性的刺激(性的刺激とは、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚・想像などの脳への刺激、もしくはペニスへの直接的刺激)が必要なのですが、精神的なストレスや潜在的なトラウマがあるといくらこのような刺激を与えても、「勃起を起こす大脳中枢神経や自律神経、男性ホルモンの分泌などに問題が起こり、勃起のメカニズムが正常に作用しなくなってしまう」ことがその理由です。
現在最も多くみられるEDの原因がこの「心因性ED」です。
※心理的ストレスや疲労が長期間に渡って蓄積すると、症状が悪化し深刻な心因性EDになりかねません。もし、疑いを感じた場合は早期の対応が必要です。
次はその他の原因、混合型ED(勃起不全)をみていきましょう。